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コメ卸値、一段高!

17年産、昨秋比 北陸産は1割上昇 小売価格に転嫁の動き

2017年産のコメ卸値が一段と高くなった。新米として出回り始めた17年秋と比べ、富山産や福井産のコシヒカリは1割上昇した。17年夏の日照不足で作柄が悪化し、品薄感は根強い。卸値の一段高は小売価格に波及し、消費が減るとの懸念も出ている。国産米の高値で業務用途が多い輸入米に需要が集まる。

小売価格が上がると消費が鈍る可能性も(都内のスーパー)

小売価格が上がると消費が鈍る可能性も(都内のスーパー)

 コメはJA全農など集荷団体から卸会社が仕入れ、スーパーや外食店に流れる。卸値の上昇は中部、関西のほか関東にも幅広く取引される北陸産のコメで目立つ。

 卸会社同士で取引する価格は17年産の富山産コシヒカリが1俵(60キロ)1万6250円前後。17年秋の出回り当初と比べ約10%高い。福井産コシヒカリは同7%高、石川産コシヒカリは同6%高となった。

 農林水産省によると、新潟を含む北陸の作況指数(100前後が平年並み)は98と「やや不良」だった。豊作だった16年産に比べ、17年産は日照不足や長雨で作柄が悪く供給が細った。新米の需要は年明け以降も底堅く「指数以上に品薄感があり、産地に要請しても希望量を手当てできない状況」(大手卸)という。

 前年同期比でみても17年秋の出回り期で既に5~10%前後だった卸値の差は、ここにきて1割以上に広がった。

 他産地のコメも高い。新潟産コシヒカリ(魚沼産など除く一般品)は、昨秋より3%高い60キロ1万6250円程度。1年前(16年産)と比べ1割高い。熊本産ヒノヒカリや秋田産あきたこまちも値上がりした。

 農水省によると、17年産米(主食用)は収穫量が16年産より3%減の730万トンにとどまったもよう。次の収穫までの端境期の在庫も細りそうだ。農水省の想定は18年6月末時点で価格安定の目安とされる200万トンを下回る187万トン前後。過少在庫になるとの警戒感が根強く、卸の調達を増やす動きが価格上昇につながっている。

 小売価格に転嫁する動きも出てきた。ある都内スーパーでは18年に入り、秋田産あきたこまち5キロ袋の価格(特売を除く)を1880円から4%高い1950円に引き上げた。「5キロ2千円を超えたら消費者は高いと感じやすい。どこまで高値で仕入れるか判断が難しい」(大手卸幹部)との声も上がっている。

日本経済新聞電子版より