おこめの話

こちらは、店主がお米の話・・・ときにはお米とは関係ないお話を書いていきます。

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基本調味料で簡単「焼きおにぎり」

焼きおにぎりは一気に作って冷凍しておけば、朝食はもちろん、お弁当やお子さんのおやつなどにも便利ですよ。複雑な調味料を使わず、キレイに焼くコツも合わせてご紹介します。

今週のセルフケア食材「白米(うるち米)」


白米(うるち米)の効能



  • おなかの調子を整える

  • エネルギーを補給する


白米は、消化した栄養を運ぶ要となる「脾(ひ)」や、腐熟して消化を促すための「胃」をやしなう食材とされています。

つい油の多い食事になってしまったり、健康を意識してスムージーやサラダなど冷たいものが増えたりすると、疲れやすくなるのがこれら「消化と直結する臓」です。

おかゆが養生食であるように、白米は「脾」や「胃」をいたわり、健やかに保つ食材とされています。

またエネルギーの源である「気」も取り入れることができるので、疲れやすいときや、体が重く疲労倦怠感を感じるときにぜひ、よく噛みながらお米を食べるようにしてください。

冷凍ごはんの作りおき!基本調味料で簡単「焼きおにぎり」






材料(8個分)


  • 白米 2合(300g)

  • (A)削り節 3g

  • (A)しょうゆ 大さじ1

  • (A)塩 小さじ1/4

  • (B)しょうゆ、みりん 各大さじ1/2

  • ごま油 小さじ2


作り方

1) 白米はといで30分ほど浸水し、ザルにあげて水気をきる。(B)を合わせておく。

2) 炊飯器の内釜に米とAを入れ、2合の目盛りまで水適量(分量外)を加えてさっと混ぜ、炊く。

3) 炊きあがったら8等分にして三角形のおにぎりを作り、はけで片面に(B)を塗る。

4) フライパンにごま油を入れて弱めの中火で熱し、調味料を塗った面を下にしておにぎりを入れ、もう片方にもはけで(B)を塗る。焼き色がついたら上下を返し、さらに焼き色がつくまで焼く。

【保存するときは】

温かいうちにぴったりとラップで包み、冷めたらチャック付きの保存袋に入れて、空気を抜いて冷凍してください。解凍するときは600Wのレンジで2分ほど温めてください。




ポイント


  • ごはんに味をつけて炊くことで、中身までしっかりおいしくお弁当などにも向いています。削り節を加えて風味もアップ!

  • おにぎりは三角形でも円形でも、お好みの形で大丈夫です

  • しっかりとキツく握ると、形がくずれずにキレイに焼けます

  • 崩れないよう、上下を返す回数も最小限にすること。そのため、工程(3)(4)のように、あらかじめ塗った面を下にして焼きはじめることで、その後の返しは1回だけにおさえることができます