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きらら397は○、キラキラは× コメの名前どう決まる

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「きたくりん」「ほっかりん」「風さやか」

どれもコメの名前とは思えないような、個性的な名前だ。これらの名前、どうやって決まるのでしょうか。

■「空育172号」→「きたくりん」、「上育453号」→「ゆめぴりか」

「きたくりん」は、それまでは「空育(くういく)172号」という系統名がついていた。系統名とは、その品種が育成された試験場の地域名と番号を機械的に振った名前だ。「空育」の場合、空知管内にある中央農業試験場の水田農業グループが開発した、という意味。ちなみに「きらら397」は上川農業試験場が育成し、「上育(じょういく)397号」と呼ばれていた。

北海道農産振興課によると、「きたくりん」は関係者に候補を挙げてもらい、その中から決めたという。北海道で4割の作付面積を占める主力銘柄「ななつぼし」と同じやり方だ。

 一方、このところよく見かけるようになった「ゆめぴりか」は広く一般に名称を募った。3千を超える候補の中から最後は専門家で構成する選考委員会が決めたという。「ぴりか」とはアイヌ語で「美しい」を意味している。系統名は「上育453号」だった。

 北海道がコメの名前を一般公募したのは、1988年の「きらら397」から。2万通もの応募の中から「きらら」が選ばれ、そこに系統名の「397」を加えた。個性的な銘柄名の先駆けとなったコメだ。

■「つや姫」、命名時の対抗馬は「山形97号」「出羽穂の香」「おしんちゃん」......

 一般公募したものの、曲折があったのが山形の「つや姫」だ。

 山形県がブランド化を目指し、全国に募集を呼びかけたのが2008年8月。わずか1カ月で3万を超える応募があり、県がその中から商標登録されているものや誤解を招くようなものを避けて選抜し、県民投票にかけた。候補となったのは以下の7点。

 「山形97号」「つや姫」「一の穂」「出羽穂の香」「千年の恵」「おしんちゃん」「めでためでた」

 結果は予想外だった。

■県民投票1位は系統名「山形97号」、「つや姫」は3位だった

 栄えある1位となったのは、なんと系統名そのままの「山形97号」だった。候補の中で「山形」が付くのはこれだけ。県民の山形愛の表れなのか......。

2位は「出羽穂の香」、3位が「つや姫」、4位「おしんちゃん」、5位「千年の恵」、6位「めでためでた」、7位「一の穂」――という結果となった。最も支持を集めた「山形97号」と「つや姫」との差は1300票を超えた。

 投票結果を覆したのは、別途実施していた首都圏での調査だった。東京の百貨店で新品種を試食してもらい、どの名前がふさわしいかアンケートを行ったところ、最も好評だったのが「つや姫」だったのだ。1番の売りである「つや」が東京の消費者にも受けたこと、さらには他県への生産拡大を視野に入れていたことなどを考慮して、投票結果と異なる命名となった。

■コメの名前、昔は「国が育成=カタカナ」「都道府県=ひらがな」だった

 コメの銘柄名にはかつて、国の機関や国が指定した試験場で育成されたものはカタカナ、都道府県が開発したものはひらがなもしくは漢字、というルールがあった。それぞれ6文字以内とされていた。「コシヒカリ」や「あきたこまち」はこのルールに準拠している。

 潮目が変わったのは1991年。国指定の古川農業試験場(宮城県大崎市)が育てた品種が「ひとめぼれ」と命名されたのだ。国が運用ルールを緩めたことで、ユニークな名前が次々生まれるようになり、現在では新品種の多くがひらがなベースとなっている。

■「スーパーバイオレットアクエリアスピンクレディ平成白雪」?

 ところで各地で自由に命名されるようになったコメの名前にも、種苗法に基づき最終的に品種登録される際には一定の基準がある。登録商標に該当しない、性質を誤解されないなど常識的なものだが、農水省新事業創出課によるとマニュアルがあるという。これはコメだけではなく、農産物全般に適用される。ニュアルによれば、擬音語、擬態語だけではダメだという。ただし名詞などがつけば認められることもある。「キラキラ」はダメでも「きらら397」は大丈夫なのだ。

いよいよ新潟から今月には【新之助】岩手からは【銀河のしずく】が出荷されます。去年の青森の青天の霹靂みたいにブームになるか実力が試されます。