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ホクレン、コメ値上げ抑制

不作でも消費者離れ警戒 「ゆめぴりか」など据え置き

国産米の主産地北海道の生産者団体が2018年産米の値上げを抑制している。ホクレン農業協同組合連合会(札幌市)は、相対的に安い「ななつぼし」など一部の値上げにとどめる。道内は天候不順による不作で、地域により主食米の収穫量が1~2割減になるとの見方が強い。ただ一段の値上げは消費を冷やすと判断し、「ゆめぴりか」など有力銘柄は据え置いた。北海道の価格戦略が他の産地に影響を与えそうだ。

作柄不良で出回りが減る可能性も(北海道岩見沢市)

作柄不良で出回りが減る可能性も(北海道岩見沢市)

ホクレンが22日、全国のコメ卸に18年産米の卸値を通知した。「ななつぼし」は1俵(60キロ)あたり1万4900円と、前年の同時期(17年産)に比べ200円(1%)高い。

一方でスーパーなどで人気の銘柄米「ゆめぴりか」は1年前と同額の同1万6300円、「ふっくりんこ」も同1万5200円に据え置いた。業務用で使うことが多い「きらら397」も同値の1万4500円とした。

今年の北海道は夏までの低温などでコメの収穫が遅れた。10月下旬でようやく各地の新米が出そろい始めた。

9月15日時点のデータに基づく農林水産省の予測では、北海道のコメ作況指数(平年並み=99~101)は90。9年ぶりに「不良」に分類された。コメ業界では「地域により前年に比べ1~2割減になりそう」(商社)との見方がある。

農水省の予想では18年産の北海道米の生産は前年比6万トン(11%)減の48万トンにとどまる。前年まで主食米生産量は全国1位だったが、今年は新潟と入れ替わって2位になる見通し。

生産が減れば収入維持のため販売価格を引き上げることが一般的だ。ただホクレンの米穀担当者は「農家所得を確保しないといけない半面、全国のコメ需要を考えると収穫減でも高値にしづらい」と説明する。

夏までの天候不順で既に新潟など複数の産地のコメの卸値は小幅に上昇傾向。消費者は低価格指向が強く、中食や外食ではコメ利用を縮小する動きもある。値上げへの不満をコメ卸に表明する総菜チェーンなどもある。

一段と国産米が上昇すると輸入米などに需要を奪われかねない。ホクレンもこうした消費環境を受け、他のコメに比べ割安な「ななつぼし」の値上げにとどめる苦肉の策に出た。「ゆめぴりか」は市場投入後、時間をかけてブランド価値を築きつつあり「急な価格の上下は避けたい」(ホクレン)とも判断した。

収穫したコメのうち、販売できる品質の商品はさらに少なくなりそうだ。19日に岩見沢市の農場を訪れると、十分に熟さなかったやや緑色の米粒を色彩選別機で除外していた。「本州とは逆に6月に低温となり、穂の数も少なくなった」(農場経営者)という。

日本経済新聞電子版より