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人気ゆめぴりか店頭品薄

道産ブランド米に試練 他県産の台頭も

全国2位のコメどころの北海道産で、全国的に人気のあるコメ「ゆめぴりか」がスーパーなどの店頭から姿を消しつつある。北海道は2018年産米の作柄が9年ぶりの「不良」となり、品質にこだわるゆめぴりかは天候不順による打撃を強く受けた。品切れになった小売店の売り場を他のコメどころは虎視眈々(たんたん)と狙っている。ブランド米競争に拍車がかかりそうだ。

「ゆめぴりか」は品薄の店が増えてきた(東京のスーパー)

「ゆめぴりか」は品薄の店が増えてきた(東京のスーパー)

北海道産ゆめぴりかは11年産から本格販売されたブランド米の草分け的な銘柄で、本州に加え沖縄の小売店でも扱う人気米だ。小売価格は5キロ2500円程度(税別)と高めだが、固定ファンは多い。札幌の大手スーパーでは「5キロ袋は全て売り切れ、2キロ袋の在庫がなくなれば新規の仕入れはない」という。

昨夏の北海道は低温に見舞われ、農作物が育ちにくかった。農林水産省によると、18年産の北海道産米の生産量は17年産に比べ1割少ない51万4800トンの見通し。ゆめぴりかの取引数量は18年9~12月に合計約2万トンと、前年同期(17年産)と比べ54%減った。

販売競争が激しいコメは、いったん小売店の棚を明け渡すと挽回が難しい。東北から九州まで、ここ3年で各県は新興のブランド米を続々と投入した。百貨店によっては「ゆめぴりかの完売で空く棚のスペースは宮城産『だて正夢』や福井産『いちほまれ』を置く」という例もある。

ホクレンは売り場を維持する窮余の策として、来季までの代替品となるブレンド米「合組(ごうぐみ)」を首都圏で発売した。品質基準に満たないゆめぴりかを集め、他の道産米と混ぜて割安な価格に設定。東京のスーパーでは5キロ1780円(税別)とゆめぴりかより3割安く、消費を喚起する考えだ。

合組で棚を維持できなければ来季にゆめぴりかの存在感が薄れる可能性もあり、産地も躍起になっている。

日本経済新聞電子版より