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子供のIQは朝の米食で変わる

5~18歳の290人研究で判明

dd0a31c4d6c830ce660cb4fbe35488b432bd89b2.jpeg2月1日は、首都圏の中学受験の天王山。そこから高校受験や大学受験もヒートアップしていく。受験生を抱える親にとっては気が気じゃないシーズンだろうが、近い将来、受験を迎える世帯にとっては、これから先の毎日の米飯が子供の学力アップはもちろん、ひいては受験結果を左右するかもしれない。

 米は学力アップの可能性を秘めている食材だ。ちょっと古い研究だが、東北大加齢医学研究所所長の川島隆太教授は2010年、科学誌「PloS ONE」に脳の発育と食事に関する研究結果を発表。その成果がスゴイ。研究内容をおさらいしよう。

 対象は、5歳から18歳の健康な子供290人。朝食の主食として、「ご飯」「パン」「ご飯とパン」の3グループに分けて、脳の灰白質の体積およびIQの相関関係を比較した。灰白質は、神経細胞のニューロンが多く集まる部位で、認知機能の指標になることが知られている。

 まず、灰白質の体積について。3グループの比較だと、頭蓋内体積に占める全灰白質体積の割合は、「ご飯」が有意に高い。さらに年齢や性別、社会経済的な状況、1週間の朝食摂取頻度、朝食のおかずの品目数などを調整して「ご飯」と「パン」の2グループで比較すると、これも「ご飯」が有意に高かった。

 灰白質の中でどの部分の体積が大きいか調べると、3群比較では有意差なし。それでも、2群比較だと、「ご飯」は左側上側頭回と左側下前頭回を含む領域、さらに両側尾状核の部分については、「ご飯」が「パン」に比べて有意に大きかった。これらの部位は、いろいろなものの認識のほか、学習と記憶システムの重要な役割を担っている。

 要領の悪い子供がパン食なら、親は「もっと勉強しなさい」と尻を叩くより、朝食で米を食べる習慣を整えた方がいいということだろう。同じ2群間比較によると、「ご飯」グループの総合的な知的能力を示す全検査IQは、「パン」より有意に高かったのだ。脳の発達もよく、IQも高いというのは見逃せないデータだろう。

川島教授が言う。

「灰白質の解析では、11.2歳を越えると、『ご飯』グループの頭蓋内に占める灰白質の割合は、『パン』グループより有意に高くなる一方、それ未満の年齢では有意差が認められませんでした。ご飯食の影響は長期的に灰白質に影響を及ぼすことがうかがえるのです」

■低GI値と低脂肪が脳発育のカギ

 パンに比べて、ご飯は何が優れているのか。川島教授が続ける。

「ご飯のGI値(食後血糖値)は、パンより低い。GI値の低い食品は、高い食品より血糖値の上昇が緩やかで、その後の血糖値が安定します。脳が消費する糖質は、大部分がニューロンを安定状態にすることに使われるため、糖質を安定的に供給できるご飯は脳の成熟に重要だと考えられるのです」

 高脂肪食は、脳の神経伝達を低下させることが分かっている。パンの方がご飯より脂肪含有量が多く、パンはご飯より灰白質の体積が少なかったようだ。

「それらの結果を加味すると、ご飯は白米より玄米や雑穀米がベターで、おかずは肉より魚がいいでしょう。つまり、バターを塗ったトーストにベーコンなどを組み合わせたアメリカンブレックファストより、ご飯と焼き魚などの和定食の方が、脳の発育には効果的ということです」

 文科省や英カーディフ大の調査で、朝食を取る子供は取らない子供より学力が高いことが分かっている。さらに学力をアップさせるなら、ご飯をベースとした食事がベターなのだ。

 一連の研究結果は大人にも当てはまるという。

日刊ゲンダイより