お仕立て米が買えるお米屋

お米ひろば お仕立て米 野口米店

日本一のお米を組み合わせ自分だけの究極のお仕立て米を作る!

日本一のお米、名人のお米、こだわりのお米、全国の銘柄米を販売しております。

コメ取引価格が上昇 業者間 北海道産の不足映す

コメの取引価格が上昇している。昨年の異常気象の影響で一大産地である北海道のコメが不足気味となり、代わりに新潟など主要産地から調達する動きが広がっている。ただ小売価格への転嫁は難しく、流通業者による体力勝負となりつつある。

消費者への価格転嫁は難しい(都内のスーパー)

消費者への価格転嫁は難しい(都内のスーパー)

 業者間で融通する2018年産米の取引価格は、新潟産コシヒカリ(魚沼産など除く一般品)が1俵(60キロ)あたり1万8600円前後。18年秋の出回り当初と比べ11%上がった。周辺地域のコメにも注文が入り、富山産コシヒカリは同7%高の1万6400円前後、石川産コシヒカリは5%高の1万6千円前後となっている。

北海道の18年産の作況指数(100なら平年並み)は90の「不良」。主食用の収穫量は48万9600トン(18年12月時点の農林水産省発表値)と17年産に比べ11%減少し、前年の首位から2位となった。北海道のコメ農家は「食味には自信を持っているが、昨年初夏の低温が響いて収穫量は減ってしまった」(岩見沢市の倉田農場)と話す。

特に有名な北海道産「ゆめぴりか」は業者間取引に出回る分がほとんどなく、不足が目立つ。ホクレン農業協同組合(札幌市)は、タンパク質含有量などが基準外となった「ゆめぴりか」はそのまま販売せず、道産「ふっくりんこ」を1割ブレンドした「合組(ごうぐみ)」を発売した。「ゆめぴりか」に道産「おぼろづき」という銘柄を1割ブレンドした「北海道みんなの米」という商品も投入している。

ただ、ブレンド米は「ゆめぴりか」に比べ1~2割安く価格設定する小売店も多い。「ゆめぴりかを求める客層には完全に代替しきれておらず、他地域の有名銘柄も手当てせざるを得ない」(大手コメ卸)との声もある。

北海道産の不足を補おうと、全国で知名度のある新潟産コシヒカリの引き合いが強まった。ただ、新潟も全国首位とはいえ18年産米の作況指数は95(やや不良)と決して潤沢ではない。「産地からは事前の契約量すら確保できないと連絡が入るケースもある」(大手コメ卸)。このため同じくコメどころの北陸の有名銘柄を調達する動きも広がっている。

一方、消費者への価格転嫁は難しくなっている。「値上げすると消費減に直結しやすくなった」と語るコメ卸は多い。北海道米の不足で複数の銘柄に注文が入る一方、高値が敬遠されて出回り当初から取引価格が頭打ちの銘柄もある。

日本経済新聞電子版より