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新米価格に頭打ち感

生育順調、消費は鈍く JA、仮渡し金上げ縮小

過去4年ほど上昇が続いた新米の価格に頭打ち感が強まってきた。コメの消費が鈍い一方、東北や新潟の2019年産の主要銘柄は夏場の好天で生育が順調だ。供給過剰の観測を映し、JAグループが農家に支払う仮渡し金(概算金)は1~4%高と、18年産より小幅な上昇となった。これから出回る新米の卸値や小売価格に影響しそうだ。

産地が好天に恵まれ、コメの生育は順調だ(新潟市)

産地が好天に恵まれ、コメの生育は順調だ(新潟市)

全国農業協同組合連合会(JA全農)の県本部などは需給を加味し、農家への仮渡し金を提示する。18年産は17年産より2~7%上がった。19年産は5年連続で上昇傾向となったが、上げ幅は縮小した。東北のある県本部は「供給過剰の見方が広がる中、小幅に積み増すのが精いっぱいだった」と話す。

代表銘柄の一つ、秋田産「あきたこまち」の仮渡し金は1俵(60キログラム)あたり1万3300円。18年産の出回り時期より200円(2%)高いが、上げ幅は18年産(7%)より縮小した。宮城産「ひとめぼれ」は2%高、山形産「はえぬき」は1%高にとどまった。

東北以外では新潟産「一般コシヒカリ」が400円(3%)高い1万4900円。上げ幅は18年産(5%)より小さい。

JAグループが小幅ながら仮渡し金を引き上げる背景には集荷難への危機感がある。18年産までの米価上昇を背景に卸や商社、農家が集荷業に参入。コメ流通に占めるJAグループ経由の比率は約4割に下がった。「18年は卸に売る予定量の1割弱を調達できなかった」(JA全農の東北の県本部)との声もある。

一方、需給は緩みそうだ。東北や新潟の産地では7月末から日照量が増え、生育が順調に進んだ。農水省の8月15日時点の調査によると、北陸以北の収穫量は平年を2~5%上回る見込みだ。夏場の曇天などで作柄が低調だった18年産より供給が増える可能性がある。

コメの需要は低迷が続き19年は726万トンと前年より8万トン減る見込みだ。需要が供給量を約1万トン上回った18年から一転し、5年ぶりに供給過剰になるとの見方が多い。

日本経済新聞電子版より