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猛暑が影響 新潟コシヒカリが1等米比率最低に

収穫に精を出す農家=南魚沼市で2019年10月1日撮影

今秋収穫された新潟県産コシヒカリの1等米の比率が過去最低レベルとなっている。8月中旬の記録的な猛暑が原因で、県によると9月23日現在の1等米比率は約15%と前年の2割以下に落ち込んだ。コメの等級は食味には関わらないものの、価格に大きく影響し、現場の農家からは悲鳴が上がっている。

 「就農から10年、ここまで1等米が少ないのは初めて」。南魚沼市で南魚沼産コシヒカリを作付けする専業農家、関隆一さん(36)は肩を落とした。約20ヘクタールある関さんの田んぼでは、1等米の比率が過去最低の約3割に落ち込み2等や3等のコメが続出。「今年の所得が下がるのは確実。夏の暑さの影響でこんなことになるとは......」

 県産米の等級を調べている県農産物検査協会の検査結果によると、9月23日現在のコシヒカリの1等米比率は、例年の約8割から大きく下がり14・6%。検査の進捗(しんちょく)率は約3割のため数値は今後も変動するが、このままのペースで検査が進めば、2010年の20・3%を割り込み、現在の検査規格になった1978年以来最低となる可能性がある。

 県などによると、1等米比率が急落したのは、8月14~15日に接近した台風10号によるフェーン現象の影響だ。コメは出穂から10日前後に最も猛暑の影響を受けやすいとされ、県内の出穂は平均で8月3日だった。ところがその11日後に台風が日本列島を通過。暖かい空気が山から吹き下ろすフェーン現象が起き、県内では上越市で最高気温が40度を超えるなど記録的な暑さに見舞われた。その結果、デンプンが不足し空気の隙間(すきま)ができることで米粒が白く濁る高温障害「心白粒」が県内の広範囲で見られた。

 心白粒でも食味は変わらないが、検査で正常な米粒の割合が7割を切ると2等米となり、1俵(60キロ)当たりの買い取り価格が1等米より600円下がる。10ヘクタールの田んぼで1000俵耕作した場合、その差は60万円にもなり、農家の収入にとっては大きな打撃だ。