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新米、5年連続で上昇

2019年産の新米の小売価格が上昇した。小売価格の上昇は5年連続となった。コメの卸価格は前年並みなものの、運賃や包装資材費の上昇が転嫁されている。コメ価格の上昇続きでコメ離れに拍車がかかっており、売れ行きは鈍い。19年産米は供給が需要を上回るとの見方もあり、需要低迷が続けば、価格上昇は頭打ちになりそうだ。

店頭価格の上昇で買い控えの動きも出ている(都内のスーパー)

店頭価格の上昇で買い控えの動きも出ている(都内のスーパー)

全国小売店の販売データを集計する日経POS情報で、新米の売り上げ上位品の価格動向(特定の大手卸を経由)を調べた。

10月中旬の平均価格(5キログラム袋、税抜き)は、新潟産コシヒカリ(産地を特定しない一般品)で2190円と前年同期比で約1%上がった。秋田産あきたこまちは同1966円と2%上昇。新潟・魚沼産コシヒカリや青森産「まっしぐら」は前年より1割弱の値上がりとなった。

大手コメ卸は「運賃や資材費の上昇分を出荷価格に反映せざるを得なかった」と話す。卸向けにJAが販売するコメ価格は据え置かれた銘柄が多いが、諸経費のコスト高が転嫁された格好だ。

価格上昇で消費は不振だ。都内の中堅スーパーは10月のコメの売上額が前年より5%減った。同店は仕入れ値の上昇分を転嫁し、新潟コシヒカリや秋田産あきたこまちなどの主要銘柄で売価を前年同期より100~200円ほど上げた。「値ごろ感があるのは1袋(5キログラム)2千円まで。超えた銘柄から消費者がそっぽを向いていく」(同店)

都内のスーパー、アキダイ(東京・練馬)でも、販売の主力となる新潟産コシヒカリを同2080円と前年より100円値上げしたが、10月の売上額は前年を割り込んだ。秋葉弘道社長は「コメを食べる人が減っているなか、一段の値上がりは消費の減少を加速させかねない」と指摘する。

消費低迷の背景にはコメの品質低下もあるようだ。今年は新潟や宮城など北日本のコメどころで猛暑が続き、コメ粒が白く濁る「シラタ」という生育障害が多発した。農水省の調べ(9月末時点)では、全国で見た目や形が整った「一等米」の比率は68%と18年産(79%)より11ポイント下がった。

全国農業協同組合連合会(JA全農)の幹部は「見た目が白く濁っていても品質には全く問題なく食べられる」と強調するが、「『安いコメを混ぜたブレンド米を使っているのでは』と、消費者からの問い合わせが例年より多い」(大手コメ卸)。敬遠する消費者が増えれば、値下がり圧力となる可能性もある。

農水省、作況を下方修正 台風などの被害反映

農林水産省は31日、2019年産米の作柄概況(10月15日時点)を発表した。全国の作況指数(平年並み=99~101)は99と前回調査(9月15日時点)より2ポイント下方修正した。予想収穫量は727万トンと需要量を1万トン上回り、5年ぶりに供給が需要を超える。

前回に織り込まれていなかった台風などの被害を織り込んだ。西日本では9月下旬の台風17号で稲が倒れるなどの被害が続発した。九州地方の作況指数は87と「不良」。前回調査(96)よりも大幅に落ち込んだ。

東日本でも夏場の高温障害が明らかとなり、北海道や新潟で1ポイントずつ下がった。関東や南東北に豪雨をもたらした台風19号は「産地は既に収穫がほぼ終わっており、コメ全体へ与える影響は少なかった」(同省)。

今回調査では全国収穫量の89%を対象とした。12月に発表予定の次回調査で19年産米の作柄が確定する。

日本経済新聞電子版より