おこめの話
こちらは、店主がお米の話・・・ときにはお米とは関係ないお話を書いていきます。
いま一度知っておきたい!「三角おにぎり」をきれいに作る基本ワザ
形もさまざま、奥深いおにぎりの世界
いつも何気なくつくっているけど、知れば知るほど奥が深いのが、「おにぎり」。
例えば、形。地域によって、おにぎりの形は異なります。関西では「俵形」、中部では海苔を全面に巻く「爆弾おにぎり」、東北では焼きやすいように「太鼓型」とさまざま。みなさんのおにぎりの基本の形はどれでしょうか?
今回は、関東で主流の「三角おにぎり」のつくり方をご紹介します。この「三角おにぎり」、きれいな三角にするのは苦手……という方も多いかもしれません。
海苔の巻きかたを工夫すれば、簡単にきれいな三角おにぎりができあがります。
きれいな三角おにぎりの作りかた
三角おにぎりはコツさえつかめば、結構簡単。少々形が崩れても、海苔の巻きかたできれいに見せられるので、心配ご無用です。
【材料(1個分)】
ごはん……茶碗1/2膳分
梅干し……1個
焼き海苔……1枚(約10×20cm)
塩……2つまみ
シンプルなおにぎりだからこそ、使う材料は重要。具は、旨味と酸味がちょうどよい「かつお梅」を合わせています。
【つくり方】
1)お茶碗にラップをしき、1/2程度までごはんを盛ります。
2)真ん中にくぼみを作り、種を取った梅干しの1/2個分をのせます。
3)梅干しが隠れるように少しだけごはんをのせたら、ラップごとごはんを手に取り、ふわっと丸めます。
4) 濡らした手に塩をまんべんなくつけ、ラップを外したごはんを三角になるようににぎります。
上になっている手に角度をつけ、下の手は平らにしたまま2〜3回転させます。
5) 海苔をまな板におき、真ん中におにぎりをのせます。
6) 海苔の両端をたたみます。
7)あまった海苔を底にはりつけ、おにぎりを手前に立てます。
8)残りの梅干しを上にのせたらできあがり。