おこめの話

こちらは、店主がお米の話・・・ときにはお米とは関係ないお話を書いていきます。

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基本のすし飯(酢飯)の作り方/割合



コロナの感染が落ち着き2年ぶりにお正月は帰省する方もいらっしゃると思います。

お正月ですからお餅やお雑煮にも良いですが飽きたからお寿司でもご家庭で作ったと言うのも

良いのでないでしょうか。

すし酢の割合とすし飯(酢飯)の材料 (作りやすい分量)


【まとめて作るすし酢の分量】

  • 米酢 … 180ml

  • 砂糖 … 45g(大さじ4~5ほど)

  • 塩 … 18g(大さじ1ほど)
    ※2〜3合の使い切り分量は下記参照



【ごはんとすし酢の割合】

  • 炊きたてごはん3合(約1㎏)に対してすし酢100ml
    ※ごはん重量に対して1割のすし酢を合わせます

    すし酢の割合とすし飯(酢飯)の基本の作り方



    はじめにすし酢用のごはんを炊く


    つややかな美味しいすし飯を作るには、炊き立て、熱々のごはんにすし酢を合わせるのがポイント。

    ですので、はじめに米を研いで炊飯器にセットします。後からすし酢が入るので、ごはんは少し硬めに炊き上がるような水加減にするとよいです。




    ※炊飯器の内釜にすし飯用の目印があればそれを参考にしても。


    ※ごはんが炊き立てでない場合は、レンジ加熱や蒸し器等で、熱々にごはんを温めてから、ごはんとすし酢を合わせるようにしましょう!





    すし酢の材料と割合


    すし酢はまとめて作るなら、米酢180ml、砂糖大さじ5ほど、塩大さじ1ほど材料を容器に合わせ、しっかり混ぜ合わせるだけです(特に火にかける必要はありません)。



    ※すし酢は、余ったらビンなどの容器に入れ、夏は冷蔵庫、冬は常温で保管を。そうすれば2〜3か月保存可能で、作りたいときにすし飯が作りやすくなります。


    【2合、3合での使いきりのレシピ】
    ◆2合分のご飯なら
    米酢50ml(大さじ3と1/3)、砂糖大さじ1と1/3、塩5g(小さじ1弱)

    ◆3合分のご飯なら
    米酢大さじ5(75ml)、砂糖大さじ2、塩7.5g(約小さじ1と1/3)



    すし飯(酢飯)を作る道具


    すし飯を作るには、しゃもじと大きめの容器が必須となります。大きな容器であれば、【ボウル】でも【すし桶】でもどちらでも良いです。大きいことですし酢をまんべんなく混ぜやすく、冷ますときも一気に冷ましやすくなります

    ※すし桶を使う場合は、下のように使う前に十分に水にぬらして水を吸わせ、水気をふき取りましょう。また、他の道具としては冷ますときの【うちわ】、出来上がったすし飯を乾燥させないための【ぬれ布巾やラップ】も準備しておくと万全です。






    すし飯(酢飯)の作り方


    炊き立てのごはんをすし桶(もしくはボウル)に移し、すし酢をしゃもじに伝わせるようにして、全体にまわしかけます。

    はじめはしゃもじを大きく動かして、底から混ぜ、すし酢とごはんをしっかり混ぜ合わせます





    ※使い切りの場合は各分量のすし酢でOKですが、まとめて作ったすし酢を使うときは、「炊けた米の重量に対して1割のすし酢」を加えてください。例えば、パック売りのごはん2個(400g)には【すし酢40ml】です。


    ごはんとすし酢がある程度混ざれば、あとはごはんのダマをなくすようにしゃもじを横に切るように、細かく動かします(実際の動きは動画も参考に)。

    切るように混ぜるのはごはんをつぶさないためで、ダマなく、全体がすし酢をまとってつややかに輝くまで混ぜればOKです。




    つややかに仕上がれば、すし飯を広げてうちわなどで冷まします。表面の熱が取れたらしゃもじで上下を返して、全体が人肌ほどの温度になるまで冷まします

    ※すし飯をすぐに冷ますのは、蒸気がこもってべちゃつかないようにするためです。すし桶よりもボウルのほうが熱が逃げにくいので、うちわなどで冷ますときに上下を返す回数を増やすとよいです。





    すし飯が人肌程度になれば、ぬれ布巾かラップふんわりとかけ、すし飯の出番を待ちましょう!(※冷蔵庫に入れてしまっては、すし飯がかたくなってしまうので常温保管で!)