おこめの話

こちらは、店主がお米の話・・・ときにはお米とは関係ないお話を書いていきます。

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プロが伝授する“失敗しない絶品おにぎり作り”の極意



梅や鮭、ツナマヨなど様々なレパートリーが楽しめる“おにぎり”。

自宅で握って外出先に持っていくという人も多いのではないでしょうか。

“握らない”おにぎりの作り方を伝授!


実はちょっとしたことで出来栄えが変わるおにぎり。

お米は研がずに、8秒ほどさっと軽く洗うだけにしておきます。

理由はお米の“ヌカ”を落としてしまうと、主役であるごはんの風味が減ってしまうため。

さっと洗ったら「30分間水につける」ことでお米がふっくらし、時間が経っても美味しさを保てます。

またおにぎり用にごはんを炊くときは、水を減らして硬めに炊くのがポイント。

さらにプロは大さじ1杯の日本酒を入れて炊くそうで、「お酒の糖分がお米をふっくらさせてくれる」と説明しました。

次に重要となるのは“握り方”。

30秒ほどかき混ぜて60度くらいに冷やすと、おにぎりに巻く海苔のパリッとした食感を残せます。

ちなみに握る前に水で手を冷やすと、ごはんがくっつきにくくなるとか。

プロはおにぎりを「握らない」と語り、まずはごはんにふわっと空気を含ませながらまな板へ移動。

ごはんを軽く広げ、さらに同じ量のごはんを上に重ねます。

塩は中指の第一関節分くらいつけて手のひら全体になじませ、とんがり屋根を作るようにごはんを優しく押さえて三角形に。

反転させて再び先端を三角形にしてから海苔で包み、最後に膨らんだ部分を整えて“握らないおにぎり”に仕上げまてください。