おこめの話

こちらは、店主がお米の話・・・ときにはお米とは関係ないお話を書いていきます。

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大粒化するブランド米 粒感しっかり食べ応えあるタイプが若者に人気

2021年の新米トレンドの世界を探ってみよう。

魚沼コシヒカリをはじめ、秀でた産地や品種などを特定した「ブランド米」 。その数たるや約800種、さらに毎年、各産地が力を入れ新品種を世に送り出す。 「ブランド米の開発には10年かかる。つまり、10年後の気象や消費者の嗜好を予想しながら品種改良が行なわれるのです」

鳴り物入りでデビューしつつ、2~3年後に市場から消え去る銘柄は数多い、という厳しい世界。

近年のブランド米は大粒化が進み、弾力や甘味、コクが求められます。若い消費者には、粒感がしっかりとして食べ応えのあるタイプが人気

炊飯器の推奨する買い換えタイミングは約7年。 炊飯器業界にも流行はあり、釜のなかで水を対流させる“おどり炊き”が長らくブームだったが、次に期待されるのが“おどらない炊き”だ。粘りが減り「コテコテな味にならない」収穫したてのブランド米と炊飯器のチョイス次第で、今秋は納得の行く味になります。