2022年産の新米の価格が3年ぶりに値上がりした。農林水産省が18日に公表した統計によると、コメの業者間の取引価格は、今年9月は1万3961円(玄米60キロあたり、税込み)で、前年同月に比べて706円上がった。
主食用米から飼料用米や小麦などへの転作を政府が促しており、生産量が大幅に減る見通しとなったことが影響したとみられる。肥料などの生産コストや流通コストの値上がりも響いているという。
また6月の猛暑とその後の天候不順により関東など一部の地域では高温障害と東北の日本海側では収量の低下となっております